タイピングはいつから?子どもの「好き!」で上達する5つの実践例

小学校ではタブレットパソコンが一人一台配布され、授業でもパソコンを使う機会が増えてきました。

パソコン学習を進める過程で避けて通れないのが「タイピング」ですね！

これからのことを考えると早めにタイピングを習得してほしいけど、いざ取り組むとなるとどうしていいのか悩みますよね💦

そこで、今回は我が家の子ども達がタイピングを習得したときの経験談をもとに、上達の５つの実践例をご紹介していきたいと思います。

タイピング練習はいつから始める？

おすすめは小学1年～３年生の間

現在、小学校では３年生からローマ字を習い、タイピングは３～４年生から徐々に練習ソフトなどを利用して行っているところが多いようです。

タブレットPC自体は1年生から配布している小学校が増えてきました。
ただ、１年生の段階ではタイピングをする機会はあまりなく、指での直接的な操作が多いと思います。

学年が上がるごとに文章などを入力する機会が増えていきますので、
３年生になるまでにタイピングに徐々に慣れておくと、授業でタイピングの機会があっても抵抗なく入っていけると思います。
パソコン操作への自信にもつながりますよ(^^！

ただ、無理に練習させようとしても子どものやる気スイッチは入りませんよね。
苦手意識を持たず、タイピングを習得するにはやはり「楽しい」ことが一番だと思います。

子どもが全力で楽しんでいるときの吸収力はすさまじいです！

基本的に親としても、「早くタイピングを覚えさせなきゃ！」というよりは、「タイピングができるようになるともっと楽しいだろうなぁ～」という軽い気持ちで取り組んでいました(*^^*)

タイピングが上達する５つの実践例

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあります。

好きなことなら熱心に努力することができるため上達が早いという意味ですが、まさにこの言葉を体言してくれるのが子ども達です！

というわけで、おすすめしたい上達のコツは「好きなこと×タイピング」です！

ちなみに我が家の子ども達のタイピングスキルは↓

一言に子どもといっても皆違いますよね。

我が家の子ども達もみんなタイプが違うので、習得法もそれぞれ違いがありました。

１つだけではなく、いろんな覚え方があると思って、読んでいただけると幸いです(*^^*)

今回は我が家のうまくいったケースをご紹介していきますね♬

パソコンにローマ字表作戦！

これはその名の通り、パソコンにローマ字表を貼っておくだけのラクラク作戦です。

困ったときは自分で調べる！これが一番の学習法だと思いませんか(*^^*)

我が家の子ども達はゲームが大好き！基本的にパソコンでできるゲームをやっています。

娘が１年生の頃、マインクラフトをやっていたときのこと。
マイクラは看板に文字を入れたり、本に書き込んだりすることもできるんです。

まだローマ字が分からないため、入力できない娘。

娘：「は」ってどうやって打つ？
母：「H・A」だよ～！
娘：「な」は？
母：「N・A…」

ひたすら繰り返される問答( ﾟДﾟ)
人からその場で聞いたことってすぐ忘れちゃいますよね(^^;)

そして、答え続けるのに疲れた私はローマ字表をパソコンの横に貼り付け、
「文字が打ちたかったら、ここに書いてある通りにうってね」と伝えました。

それからは自分で調べながらローマ字打ちをするようになりました。

さらに息子もマインクラフトのコマンド機能にはまり、これも入力が必要なので娘と同じようにローマ字表と攻略本で熱心に調べながら打ち込んでいきました。

自分がやりたいことのためなら頑張れる子ども達は、ローマ字を３ヶ月足らずで理解できるようになっていました。

＊PCでやりたいことは何でもOKです＊
＜例＞
・ゲーム
・ワードで手紙を書く
・パワーポイントで図鑑を作る、など

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ゆるっと法則でローマ字を覚えよう

法則をゆるっと教えてみましょう♪

あ行～わ行まで、頭文字さえ覚えると、あとはa・i・u・e・oが付くんだよ～

ちっちゃい「ゃ・ゅ・ょ」が付くときはｙが入るよ～など

法則がなんとなく理解できると、覚えるのも加速すると思います。

我が家では100円均一で買ったローマ字表をお風呂に貼っていました。

一緒にお風呂に入って、ローマ字表を眺めながらクイズを出したりしていました！

・共通点を探すクイズ
・スピード対決！お題の文字を先に指させた方が勝ち、など

きっちり勉強させなきゃ、と思うと親子で疲れてしまうので、ゆるっと法則を親子のリラックスタイムに取り入れてみるのがオススメです。

ローマ字を覚えたら好きなタイピングゲームに挑戦

ローマ字を覚えてきたら好きなタイピングソフトをやってみるのもいいと思います。

子ども向けの面白いタイピングゲームもありますよ♬

自分の気に入っているタイピングゲームで、楽しみながら打ち込んでいくと上達も早いと思います。

本当はホームポジションがここ！や、最初は１文字ずつとか、細かくやり方を教えてあげた方がいいのだと思いますが、
ズボラな私はほとんど教えていません💧

ただ、
・一回打つごとにポチっとした場所に人差し指を戻すこと
・キーボードは見ないこと
これだけは絶対に守ろう！と伝えていました。

そして、さまざまなタイピングゲームがある中で、我が家の娘のタイピング力をグーンと伸ばしてくれたのは

「歌詞タイピング」　です！！

歌が大好きな娘、365日曲を聞かないと落ち着かないそうです（笑）

歌詞タイピングは「mytyping」というサイトの歌詞をタイピングできるモードです！

投稿型サイトで誰でもタイピング内容を作ることができるので、大抵の曲はありますよ～。

最初は好きな曲を検索して歌いながら少しずつ打ち込んでいましたが、気付いたときには難しいボカロ曲を超高速でタイピングしておりました（笑）

本人曰く「歌詞も覚えられて一石二鳥」だそうです。

やっぱり子どもの興味のあるタイピングゲームが一番効果があるなぁ！と感じました。

他にもマイクロソフトストアにあるタイピングもいろいろと挑戦していました。

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実践に！リアルタイムチャットでいつのまにか高速タイピング！?

我が家の場合、リアルタイムで行われているゲームでさらにレベルアップを図ることができました。

Roblox（ロブロックス）
→チャット機能があり、ゲームに参加している人と会話ができます。

MINECRAFT（マインクラフト）
→マルチプレイで友達とチャットしたり、コマンドとよばれる機能で英字を打ち込むことができます。

特に息子はタイピングゲームが苦手なので、この方法で勝手にタイピングができるようになっていました。

ポイントはリアルタイムです！！

上記のオンラインゲームでは、本当に相手がいる会話なので、基本的に返事を急いで打ち込んでいます。
さらに、ゲームもしながらなので難しいのでは、と思いきや、、
伝えたいことがあると必死でやるものですね！ローマ字さえ覚えればあとは簡単。
何も言わなくてもタイピングができるようになっていました。

ゲーム画面を見ながらなので、キーボードを見ずにタッチタイピングもこなしていますよ！

ただ、今の所この方法のデメリットは…
「自分の思ったことを打つのは速いけど、例文などを打つのはそんなに速くない」ということです。

いざ、タイピングゲームなどをやってみるとなかなか進まないのですよ(^^;)

自分の思ったことをチャットするのに慣れ過ぎちゃったんですね（笑）

息子はまだ低学年なので、成長とともにこういった問題も解決していくのかなと気長に見守りたいと思います。

家族との連絡チャットもおすすめ

ゲームをしないお子さんだと、「ゲームチャットなんて言われてもわけわからないよ！」ですよね💦

家族や友達との連絡ツールをパソコンで使う方法です。

現在、無料でチャットできるPCで使えるアプリがいろいろとありますよ！

・Skype（スカイプ）
→チャット機能の他に世界中で通話できる機能あり。

・ChatWork
→ビジネス向けチャットですが、誰でもダウンロード可。

・マイクロソフトの「Teams」
→チャットベースで他にも会議や資料を共有したりできる。

※ダウンロードや設定は保護者の方が行ってください。

これらのアプリはビジネスイメージが強いかもしれないですが、誰でも無料で登録・使用することが可能です。

家族との連絡ツールとしても使えますし、ちょっとした会話をチャットでやりとりするだけでタイピングを楽しく上達させることができますよ。

家族や友達と、チャットを利用してタイピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は子どもの「好き！」の力でタイピングが上達する我が家の実践例をお伝えしました。

一人一人が違う個性を持つ子ども達、自分に合った方法を見つけるとタイピング上達への近道となるかもしれません。

ぜひ、タイピングを上達させて、パソコンの世界をどんどん広げていってください♪

記事をご覧いただき、ありがとうございました。