最近どこかで耳にしたようで、6歳長男が「ペットボトルロケット」を飛ばしたいと言い出しました。
調べてみるとそんなに難易度は高くないようです。
「よーし、どうせなら本物のロケットみたいに真上に打ち上げちゃおう!」と家族で協力してやってみました!
失敗しながらもなんとかペットボトルロケットを製作・打ち上げた記録をお伝えしていきたいと思います!(^^)!
自由研究やペットボトル実験に興味のあるご家庭に役立つ情報となれば幸いです。
ペットボトルロケットの原理
ペットボトルロケットを作る上で、なぜロケットが飛ぶのかせっかくなので理解しておきたいと思います。
レッツ理科の時間♪
1. 水の入ったペットボトルロケットに空気をどんどん入れていくことで圧縮され、「空気がちぢむ」という現象が起きます。
2. ちぢんだ空気は外に出ようするため水が噴射され、水の吹き出す力によってペットボトルは飛んでいきます。
本物のロケットも同じ原理を用いているそうです。
圧縮された力はすごい威力を持っているのですね!
ペットボトルロケットの作り方
それではペットボトルロケットを作って行きましょう♪
まずは必要な材料です。
必要な材料・道具
・ペットボトル 1.5ℓ用 2本(炭酸タイプが望ましいです)
・ビニールテープ
・ゴム栓(6号サイズ・ホームセンターで購入)
・空気入れ
・空気入れの針(ボールなどに空気を入れる用)
・油ねんど
・カッター
・電動ドランバーもしくはキリ
・ハサミ
ゴム栓は100円ショップで探したのですが、なかったのでホームセンターで購入。
6号サイズがピッタリでした!
お風呂の栓などが置いてあるコーナーで発見!200円弱くらいでした。
空気入れ用の針は100円ショップで買った手動空気入れについていたので、そちらを使用。
空気入れ自体は自転車などに空気を入れる用のタイプがいいと思います。(手動だと水が掛かったり、一気に空気を入れられないため)
しかし、この針と我が家の空気入れの型が合わず、空気がもれて大変でした💦
空気入れ自体に交換できる針がついている場合はいいのですが、針のみ購入する場合は持っているものと合うかよく確認した方がよさそうです。
ペットボトルロケット製作
①まず最初に1つのペットボトルの先端から3分の1程度のところでカッターで切れ目を入れ、少しづつ回転させながらハサミで切っていきます。
↑こんな感じになります。もう1本は切らずにそのまま使います。
②切った部分をもう1本のペットボトルの一番下(底部分)にはめてビニールテープで固定します。
③切ったペットボトルの残り部分を使って羽を作る。ペットボトルの残った真ん中部分を切る。
切り方は①と同じです。
切った後は重しをのせてしばらく置いておくと切りやすいです。
↑真ん中で切ります。
↑ロケットの羽のように切ってみましょう!
④羽をビニールテープで巻いて、ペットボトルの両サイドにテープでくっつけます。
⑤全体的にビニールテープで装飾していきます。
左側はコーラの容器、右側はCCレモンの容器を使ったストレートタイプです。
コーラの容器はなぜかくびれ部分に羽をつけてしまい、取り付けづらかったです(^^;)
飛ぶ距離もCCレモンの方が長かった気がするので、ストレートタイプの方がいいのかなと思いました。(私の作り方が悪かっただけかもしれません💦)
⑦ゴム栓の中心に穴をあける
空気を入れるために空気入れの針が通る穴をあけていきます。
我が家ではパパが電動ドライバーでドドドドッと穴をあけてくれたのですが、キリでも開けられそうです。
作業は怪我に気を付けて行いましょう!
真上に飛ばすには
今回は斜め前に飛ばすわけではなく、本物のロケットのように真上に打ち上げることに挑戦しました。
ペットボトルロケットが完成した時点でテスト打ち上げを空き地でやってみたのですが、ペットボトルが軽いせいか飛びはしますが、くるくる回転してしまいました。
そこで、先端に重さをつけたら真っすぐ飛ぶのでは?と思い、油ねんどを先端に付けました!
結果は後ほど(^^↓
発射台製作
発射台はDIYが趣味のパパに、残っていたいらない木くずを使って製作してもらいました。
今回は真上に飛ばすので、中央にロケットをのせる穴をあけています。
なぜか3本足…(笑)
木でなくても、段ボールなど家にあるもので作ることができると思います!
斜め前に飛ばす場合は違う形状のものを用意してくださいね。
ペットボトルロケットを飛ばしてみよう
完成したので、早速広い公園へ。
人が少なくなる時間帯を狙っていきました!
飛ばす前の注意事項
・どこに落ちるか分かりませんので、広い場所で行ってください。
・周囲に人がいないことを確認して実験しましょう。
・水が噴き出すので、濡れてもいいような服装がいいと思います。
・ロケットを飛ばすときには顔などを近づけないよう気を付けてください。
ペットボトルロケット発射
ペットボトルに3分の1ほど水を入れ一番底の口にゴム栓を入れ、空気入れをセット、発射台に乗せます。
がんばれ!息子&パパ~!
しかし、買った空気針と空気入れのサイズが合っていなかったため、すぐに外れてしまい、なかなか空気が入りませんでした。
子ども達、なかなか進まない作業に飽きてしまい、公園で遊び始める(笑)
テープで固定しながらパパが再挑戦!
おぉ!打ち上った~~!!!スゴイ!感激です!
7~8メートルは飛んだと思います!
見ている分には早すぎてよく分からなかったのですが、写真で見ると本当に水を吹き出しながら上に飛んでいるなぁと感動しました。
練習では空中でくるくる回ってしまいましたが、ねんどで先端に重さを加えた結果、本番では真っすぐ上へと飛んでくれました!
子ども達も大興奮の実験でした(*^^*)
まとめ
今回はペットボトルロケットを作り、真上に飛ばす実験を行いましたがほぼ成功だったと思います!
途中に空気入れのトラブルやうまく真上に飛ばないことがありましたが、その都度修正しながら行いました。
うまくいかないことも実験の醍醐味というか、結果的にいい勉強になったと思います。
もっと試行錯誤すれば飛ぶ距離は増えていくと思うので、また挑戦したいなと思いました!
ペットボトルロケットは夏の自由研究などにもおすすめな実験です。
ぜひご家族で挑戦してみてはいかがでしょうか?