近年、小学校でプログラミング教育が開始されたこともあり、習い事でも「プログラミング」が人気となっていますね!
気になってはいるけれど、「プログラミング教室は高いし難しそう」
「実際にどんなことをするのか具体的なイメージができない」など、一歩踏み出せないこともあると思います。
そんなときに最初に試してみてもらいたいのは、「Hour of code」という無料のプログラミング学習サイトです。
本当に無料でいいの!?というくらい豊富なコンテンツが揃っており、初めてのプログラミング学習にぴったりなんです!

Hour of codeを楽しみながら学習することで、もっとプログラミングの世界を身近に感じることができます
今回は、「Hour of code」とは?詳しい学習内容や初めてのプログラミングにおすすめなアクティビティ5選もご紹介していきたいと思います!
・Hour of codeとは何か、学習内容を知りたい方
・無料プログラミング学習サイトを探している方
・お子様にプログラミングに触れてほしいと思っている方
Hour of codeとは?
「Hour of Code(アワーオブコード)」とは世界中の人がオンライン上でプログラミング学習を体験できるツールです。
その名の通り、1時間でできるアクティビティが揃っています。
180カ国以上から数千万人が参加しており、誰でも気軽にプログラミングが体験できるシステムになっています。
まるっきり初めての人でも、楽しみながら挑戦できますよ♪
Hour of Codeはアメリカの非営利団体「Code.org(コード・オルグ)」が運営・普及活動しています。
Code.orgの信念がカッコいい!
Code.orgは「すべての学校、すべての生徒にコンピュータサイエンスを学ぶ機会を」という目標を掲げ、活動しています。
さらに、性別や人種、収入や地域による格差をなくし、公平性・多様性の認められる世界を目指しています。
この考えに共感した大手企業のAmazonやMicrosoft、Googleなどから多額の支援を受け、世界中の子ども達に学ぶ機会を与えてくれています。

素晴らしい活動!
ありがとうございます!!
プログラミング教育が開始された日本でも注目度UP
Hour of Codeの参加者数は1位がアメリカ、2位はなんと日本だそうです!
2020年に始まったプログラミング教育の影響が大きいと思いますが、日本でもプログラミングへの関心がどんどん高まっているようですね!
Code.orgは数多くのアメリカの学校と連携し、学習プラットフォームを提供しているそうです。
日本でもプログラミング教育の普及活動をするNPO団体「みんなのコード」が認定パートナーとなっています。
すでに日本の小学校でも使用されている所もあるようで、今後も増え続けるのではないでしょうか。

学校のお友達と一緒に取り組んでも楽しそう!
Hour of codeのここがスゴイ!4つの注目ポイント
Hour of Codeは無料の子ども向けプログラミング学習サイトで、誰でも気軽にプログラムを学ぶことができます。
他にも子ども向けのプログラミングサイトはありますが、圧倒的なバランス力と豊富なコンテンツ!と思ったのはHour of Codeだけでした。
それでは、どんなプログラミング学習サイトなのか解説しつつ、Hour of Codeの注目してほしいポイントを4つ紹介していきたいと思います。
選び放題!豊富なコンテンツ量で幅広く学べる
Hour of Codeは、アクティビティと呼ばれる「1時間でできるコンピュータサイエンスの学習プログラム」が豊富に揃っています。
その数、なんと数百以上!

- ゲーム:スターウォーズ、アナと雪の女王、マインクラフトなどのゲームを使ったプログラミング学習
- アニメーション:コマ送りアニメーションの作成
- アート:コンピュータグラフィックスを使ったアート作品の制作
- 音楽:音楽プログラミングの基礎的な学習
- ロボティクス:ビジュアルプログラミングを使ったロボットプログラミングの学習
- Web開発:HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb開発の基礎的な学習
このように内容も多岐にわたっている上に、自分のペースでじっくり学べるように設計されています。
うれしいのは基本的なプログラミングだけでなく、音楽やアート、アニメーションがあったり、さまざまな要素で学ぶことができるところです。
創造力を育む要素もたくさんありますよ(*^^*)
自分の好きなタイプのアクティビティが選び放題です‼

何から始めようかな~♪
質・量ともに高クオリティなのに全て無料
なんといってもHour of Codeは全て無料!

こんなに揃っていて無料とは…スゴイ!
そして、サイト上からすぐに始めることができるので、本当に気軽にできちゃうんです。
パソコンにブックマークしておいて、空いてる時間にちょっとやってみようかな~、なんてスキマ時間活用もできます♪
さらに、アカウントを作ってサインインした状態で行えば、自動で進捗状況を保存してくれますよ。
また、Hour of Codeは、多くの教育者や開発者、専門家の協力を受けて、どんどん進化しています。
そのため、コンテンツのクオリティも高く、新しいテクノロジーにも積極的に対応。
最近では人工知能(AI)に関するコースも追加されているそうです!

子ども達の未来のために無償で学べる環境が用意されています。
心打たれますね。
年齢やスキルに合わせて初級~上級まで学べる
Hour of Code は、年齢やプログラミングの総合的にスキルに合わせたさまざまなアクティビティを提供しています。
例えば、
・プログラミング初心者向けのVisualプログラミングツールを使ったブロックプログラミング
→幼児~小学生対象
・JavaScriptやPythonといった本格的なプログラミング言語を使ったアクティビティなど
→中学生~対象
このように年齢やレベルに合わせて、多くのアクティビティの中から選択することができます。
また、対象年齢はありますが、自分がやってみたいと思ったらどこからでも挑戦可能ですよ!(^^)!
基礎の基礎から学びたいと思えばとても優しい内容もありますし、逆にどんどん難しいプログラミングにチャレンジしたいと思えば本格的なものも多く用意されています。

初めて挑戦する人にピッタリ!
レベルアップしてもやることたくさん☆
子どもが壁を感じないような楽しい雰囲気
Hour of Codeのコンテンツは子ども達がコンピュータに親しめるように工夫されているものばかりです。
例えば、親しみやすいキャラクターやストーリー、ワクワクするような仕掛けがたくさん施してあります。
「プログラミング」とだけ聞くと、「難しそう…」というイメージになりがちですが、Hour of Codeの公式ページを見てもらうだけで楽しそうな雰囲気を感じられると思います。
①ゲームやアニメーションなど、子ども達が興味を持つようなコンテンツがたくさんある。
②自分でプログラムを書いて、結果がすぐに出るような環境となっている。
③成功体験を積み重ねることで、自信をつけられるような内容。
④ビデオや画像を交えた説明で、視覚的にも分かりやすいように工夫されている。
マインクラフト、アナと雪の女王、アングリーバードなど、子どもに人気のキャラクターが出てくるのはうれしいですよね。
さらに、実行ボタンをポチっと押すだけでどんな結果になるのかすぐに分かるので、失敗しても次の手を考えやすいです。
すぐにまたチャレンジすることができますよ!
少しずつ成功体験を重ねていくことで、プログラムを理解し、どんどん自信を付けられるような内容です。
これらの工夫で、子ども達が楽しみながらプログラミングを楽しめる仕組みとなっています。

有名キャラ達が教えてくれて、やる気アップ!
初めてのHour of Codeならコレ!
おすすめのアクティビティ5選
Hour of Codeの数多くあるアクティビティの中で、初めてにピッタリの楽しい体験をご紹介していきますね♪
Hello World(ハローワールド)

プログラミングの世界へ入ったとき、初めて書き込むプログラムとして世界一有名な一文「Hello World!」。
これから進むコンピュータサイエンスの世界へご挨拶です(*^^)
このアクティビティでは「Sprite rab(スプライトラボ)」というツールを使います。
スプライトとはストーリー・文字・アイテムなどを操作できるオブジェクトのことです。


可愛いキャラクターのスプライトが登場♪
ブロックで指示を追加して、さまざまなスプライトに「Hello World!」を言ってもらいましょう(^^♪
それ以外にもスプライト同士に会話をさせたり、想像力を使って自分好みのストーリーを作っていくのも楽しいです。
プログラミングの世界へ降り立つ第一歩にぴったりなアクティビティです。
アナとエルサとコードを書く

超有名キャラクターアナ雪と2人とともにプログラミングを使って、雪の上にキレイな模様を作って行きます。
ビジュアルプログラミングなので、操作はドラック&ドロップでブロックを引っ張ってくるだけです。
最初は指示を出して前に進み、レベルが上がるにつれて角度をずらしたり、何度も繰り返す(ループ)という指示を増やしていきます。

少し指示を増やすだけで、自分でも想像しなかったような面白い図形ができますよ~(^^
プログラミングの基礎部分をわくわくしながら学ぶことができます♪

ループを使って効率的に図形を描こう☆
ダンスパーティー2019

ダンスゲームでプログラミングを学ぶのも面白いですよ♪
ダンスパーティでは基本的なプログラミング概念のループや条件分岐に加え、自分でオリジナルのダンスゲームのデザインもできます。
そのため、創造性やデザイン力なども養うことができますよ。


自分の創造したダンスチームを作ろう!
フラッピーゲームを造る

プログラミングでやってみたいことと言えば…ゲーム作り!!
自分の作ったゲームで遊ぶことができたら、楽しい上にプログラミングの理解も深まると思います。
このアクティビティではプログラミングの基本概念を学びながら、人気なフラッピーバードのゲームを再現することができます。

クリックやタップすると「パタパタ空を飛ぶ」、
地面にぶつかると「ゲームオーバーになる」など、
ブロックを移動させてイベントが発生するように指示を出します。
最後には自分だけのフラッピーゲーム作りをすることができるので、ぜひ挑戦してみてください(*^^*)

自分だけのゲームを作ってみたい!
MINECRAFTのHour of code

マインクラフト×プログラミングは相性バッチリ!
マインクラフトのHour of Codeは、プレイヤーがMinecraft Education Edition(教育版マインクラフト)でプログラミングの基礎を学ぶことができるアクティビティです。
プログラムのブロックを組み合わせて、ゲーム内のキャラクターやアイテムを動かしたり、環境を変化させたりすることができます。

どんどん条件が複雑になっていく中、どれだけ短いコードでプログラムを組めるのか。
ここでしっかり学ぶことによって、基礎をがっちり固められます!(^^)!
キャラクターはスティーブとアレックスどちらかを最初に選択することができます。
マインクラフトが大好きな子に特におすすめしたいですね!

スティーブ達とお宝チェストを探そう♪
プログラミング教室は必要ない?
「Hour of code」を実践に使うと、ある程度のレベルまでは理解・実践できるようになるのではないかと思います。
それだけ、素晴らしいアクティビティが揃っています!
では、プログラミング教室に通う必要はないのか、というとどうでしょうか。
「プログラミングの基本的なやり方や概念を知りたい!いろんな種類のプログラム製作を体験してみたい!」
→このようにお考えの場合は「Hour of code」で十分楽しみ、学ぶことができると思います。
プログラマーやITエンジニアにならなくても、プログラミングの概念はきっと将来役立ちます♪
そして、下のようなお気持ちのある方にはプログラミング教室もおすすめです(*^^*)
→自分でアプリやゲームを作れるようになりたい
→他の熱意ある生徒たちと刺激しあいながら学びたい
→将来、プログラマーやITエンジニアを目指している
Hour of code は基本的には課題を与えられるものになるので、自分で一からプログラムして何を作り出したい!と思ったら、教室に通うのもいいですね。
2つを併用することによって、さらに深いプログラムの理解へとつながっていくのかもしれません(*^^)
おすすめオンラインスクール①『デジタネ』
デジタネ(旧D-SHOOLオンライン)は大人気ゲームのRoblox やマインクラフトを使って、楽しみながらプログラミングの知識や技術を習得できるところが魅力なんです!
デジタネの特徴
★100以上のコンテンツ(Roblox、マインクラフト、scrachなど)が好きな時間に好きなだけ学べる!
★安い‼年間プランなら月額3,980円~
★すべてのコースに分かりやすいレクチャー動画!ライブ配信授業もあり(月1)
\まずは14日間無料体験してみませんか?/
おすすめオンラインスクール②『Code Land』
2つ目はマンツーマンレッスンで内容の濃い学びを得ることができることが魅力の『Code Land』。
問題点をすぐに聞くことができて、疑問を残さないのがいいですね。
これからプログラミングに挑戦していきたいと思っている子も、もっと高みに行きたいと思っている子も幅広くコースがあるので、お子様に合った内容を選ぶことができますよ(^^♪
Code Landの特徴
◎小・中・高校生まで長く通える
◎ScratchからUnityなどの本格ゲーム開発コースまで幅広く選択・スキルアップ可能
◎専属メンター制度で現役プログラミング講師が担当メンターとしてサポート
◎オリジナル作品の発表会でコミュニケーションやプレゼン力も育む

まとめ
今回はHour of codeの注目ポイントやおすすめのアクティビティ についてお伝えしました。
もし、お子様がプログラミングに興味を持ち始めたのならば、気軽に楽しく学ぶことができるHour of codeを試してみてはいかがでしょうか?
きっとコンピュータサイエンスへの素晴らしい入り口になってくれると思います。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。